2022年9月19日、イギリス・エリザベス女王の国葬が営まれ、天皇皇后両陛下が参列されました。
国葬での天皇陛下の席順はどこ?
前から6列目の理由は何?
など、ネット上で話題となっています。
- エリザベス女王国葬での天皇陛下の席次
- 天皇陛下が前から6列目の理由
この2点について、詳しくご紹介します!
エリザベス女王国葬・天皇陛下の席次はどこ?
ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で営まれた国葬に、天皇皇后両陛下が参列されました。
エリザベス女王の国葬では、天皇陛下の席次はどこだったのでしょうか?
・棺の置かれた中心部からみて、前から6列目
・天皇陛下の隣(通路側から3番目)はマレーシアのアブドラ国
天皇陛下の席次の位置は、英メディアの中継映像や配信写真で確認されたようです。
エリザベス女王国葬・天皇陛下の席次が6列目の理由は?
エリザベス女王の国葬で、天皇陛下の席次が6列目だった理由はあるのでしょうか?
調べた結果、正式な理由は公表されていません。
なお、他国の参列者の席次についても、正式な決定理由などは明かされていないようです。
ですが、天皇陛下の席次が前から6列目だったことに関して、考えられる2つの理由がありました!
理由①在年数で決まっている?
まず、天皇陛下の席次が前から6列目だったのは、「在年数で決まっている」ことが考えられます。
外交儀礼で序列を作る時は王様・大統領・首相の順となり、
引用:Yahoo!知恵袋
その中で在位年数が長い者が上位となるのが基本です。
今回は英連邦王国(カナダやオーストラリア)は身内みたいなもので、前の列となりました。
天皇陛下は「王様」と位置付けられ、即位してまだ数年なので、その列になったのかと。
国家の規模とか格式とか外交関係で序列を作るといろいろトラブルのもとになるので、そのようになっています。
基本的には王様→大統領→首相の順となるようで、天皇陛下は「王様」の位置付けになるようです。
天皇陛下の在年数は約4年ほどなので、席次が前から5列目だったのは妥当なのかもしれません。
理由②英連邦との関係性?
つぎに、皇陛下の席次が前から6列目だったのは、「英連邦との関係性」があると考えれます。
英連邦とは、旧植民地の国々が緩やかに結びつく『コモンウェルス』という、国家連合を意味します。
イギリスやカナダをはじめ、2022年時点で加盟国は15カ国にのぼり、英連邦諸国の参列者の座席が中央付近に割り当てられたようです。
そのため、日本の天皇陛下は英連邦諸国の後ろに割り当てられた、と考えられます。
以上のことから、天皇陛下の席次が6列目だった理由は、
- 在年数によるもの
- 英連邦との関係性によるもの
の可能性が高いですね!
エリザベス女王国葬・他国の席次は?
エリザベス女王の国葬で、日本以外の国の席次も気になりますよね!
チャールズ国王、親族・・・棺に近い最前列に着席
英連邦14カ国の総督や首脳・・・チャールズ国王、親族の後ろに着席
バイデン米大統領、妻ジル氏・・・14列目
バイデン大統領が14列目だったことに関しては、英連邦との関係性を優先した結果だと報道されています。
英連邦とは関係のない国の参列者はこの後ろに割り当てられた模様で、
出典:読売新聞
英メディアによると、バイデン米大統領は14列目に着席した。
英国は、米国を「特別な関係」と位置づけるが、国葬では英連邦の関係性を優先させたとみられる。
各国元首らの2,000名以上の参列で、エリザベス女王に追悼の意を捧げた国葬となりました。